学校ブログ

校長先生の話

2020年11月30日 18時32分

2020.11.30 放送朝会

今日は、問題を出します。
「自分ならどうする。」「自分はなんて言うだろう。」と考えてみてください。
【第1問】
クラスの友達が体育で腕を骨折してしまいました。でも、自分でランドセルが背負えるし手伝ってほしいとも言わないし、大丈夫そうに見えるので手伝いません。

【第2問】
電車の中で、座席に座っていたら、目の前に杖をついたお年寄りが乗ってきました。でも自分が座っている席は優先席ではないので、席は譲りません。

【第3問】
校庭で遊んでいたら、他の学年の人とぶつかって転んでしまいました。わざとではないと分かっていましたが、痛かったので「うざい、死ね」と暴言をはきました。

【第4問】
クラスの友達が「新型コロナウイルスに感染したかもしれない」と学校を休みました。その後の検査で、なんともないことが分かりましたが、何となく危ない気がしたので、「コロナがうつるから近づかないで。」と言いました。

校長先生は、こう考えます。
①友達がけがをして不自由な様子だと思ったら、進んで声をかけましょう。あなたからの「大丈夫?」はきっと嬉しいはずです。

②優先席でなくても、「どうぞ。」と気がついて行動できる人になってほしいと思います。

③人を傷つける言葉を絶対に言ってはいけません。赤坂小学校にそんな残念な人はいないと、校長先生は信じています。

④「もし自分がそうなったら」と考えれば、こんなひどいことは言えないはずです。

12月4日~10日まで「人権週間」です。「思いやりの大切さ」や「命の尊さ」について改めて考える一週間です。人はみんな一人一人が違います。お互いに違っていることを認めることが一人一人を大切にすることに繋がります。