校長先生の話
2020年11月24日 16時23分2020.11.24 放送朝会
今日は、宇宙についてお話をします。
先日のニュースで、宇宙飛行士の若田光一さんと古川聡さんが国際宇宙ステーションに長期滞在することが発表されました。
若田さんの宇宙飛行は平成8年にスペースシャトル「エンデバー」で初めて宇宙旅行をし、今回で5回目です。
2度目は、国際宇宙ステーションの建設作業に参加し、3度目は、4か月半の長期滞在、4度目は国際宇宙センターの船長を務めました。宇宙にいた日数は全部で347日あまり、合計で一年近く宇宙にいたことになります。素晴らしい功績ですね。
若田さんは、5歳の時にアポロ11号の月面着陸の様子を見て、宇宙に憧れをもちました。
その後航空会社に勤めるのですが、「宇宙飛行士になって宇宙へ行きたい。」という夢を実現させたのです。
宇宙飛行士になるまでには長くて厳しい訓練を受けなければなりません。採用倍率は100倍を超え、たくさんの専門知識を身に付けます。機械の操縦や英語、ロシア語も学びます。重力に耐えられる丈夫な身体も必要です。そして、仲間と協力することやリーダーシップなどの力も必要です。
宇宙に行った後も、宇宙船の中で体を鍛えないと骨や筋肉がすぐに弱くなってしまったり、お風呂に入れなかったりと、大変なことも多いのに、それでも「宇宙で仕事がしたい」という情熱が若田さんの気持ちを動かしているのでしょう。
月面着陸のプロジェクトやこれからの動向も気になります。
遠い未来の話ではないので、楽しみにしたいと思います。